昭和の四畳半浮気づま 間男たちとの濃厚むさぼり姦通 寺島志保
作品コメント湿り気漂う畳の上に敷かれた万年床、アルミの流しにポタリと落ちる蛇口の滴…。閉め切った四畳半の部屋から「ぱんぱん」「あんあん」と漏れ聞こえてくる生々しい淫音…。志保は今日もまたお気に入りの間男との情事を楽しんでいた。志保が夫のいない白昼、男を連れ込み激しく身体を貪り合うのは常であった。だがある日、男は志保が自分以外の知らない若い男を家に招き入れる瞬間を見てしまう。それは、蒸せ返るような暑い日の出来事であった。 |